愛車「ラウム」16年間ありがとう!

平成10年4月5日。大安吉日。

この日、我が家に新しい車がやってきました。
独身時代から9年間乗っていた「シビック」から代わったのは、トヨタ「ラウム」。

その日は偶然にも私の誕生日！
（ほかりんもまだ若かった！子供たちもこんなに小さかったのね。懐かしい～。）

当時、同居していた86歳になるおばあちゃんの介護をしていた私。
スポーツカータイプの2ドアのシビックでは、医者に連れて行くにもいちいちシートを倒さなくてはならず、
車高も低いため、高齢のおばあちゃんには乗り降りがとっても大変でした。思い切って4ドア車に買い替えることに。

当時このクラス初というスライドドアがつけられたラウムに即決！（たしか竹中直人がＣＭしてた^^)
ドアの開口が広くなり、車高も高くなって、おばあちゃんを乗り降りさせるのも超ラクチン♪病院の送り迎えもとっても楽になりました。

新しい車に子供たちも大喜び！
納車のあと、そのまま更埴の「武水別神社」に家族みんなで安全祈願に行ったんだよね。
すごく日が良かったみたいで、100台近くが祈願に来ていて、なんと2時間待ち！まるで「モーターショー」のようだったことを覚えてます。

当時2歳だったの次女は、立ってもまだまだ余裕の高さだったため、うれしくて車の中を自由に行ったり来たり・・・。お気に入りの場所は後ろのラゲッジルームという。（笑）
（チャイルドシートが大っ嫌いで、ぜんぜんじっとしていてくれない子でした(^_^;)

あれから16年半・・・。
いつしかブレーキもキーキー鳴くようになり、ついにはエンジンオイルも漏れが生じるようになってしまい、買い替えの時を迎えることになりました。

走行距離142,890㎞。
よくここまでがんばってくれたな～。
介護の傍ら、二人の娘たちの成長もずっと見守ってきてくれた車。（私の人生とともに歩いてきたと言ってもっておかしくないかもしれない・・・。）
保育園の送り迎え、習い事の送り迎え、中学になると部活（バレー）の追っかけも始まった。練習試合ともなると
「早く乗ってー！遅れるよー！」
と朝からガンガンビュンビュン。（何とも加速のいい車でした(^▽^;)）

高校では雨の日や冬場の送り迎えも加わって・・・。私のママさんバレーにもしっかりお付き合いしてくれたね。
汚れも全然目立たなくて、洗車もそれこそたまぁ～に。ずいぶん楽もさせてもらったよ。(^^;)
おっちょこちょいでつけてしまった傷はご愛嬌。
大好きな車だった。

このへこみ。
娘の部活の追っかけで体育館の駐車場に停めたとき、後ろにあったグランドとの境の柵に気づかず、バックしすぎてコツン。（ありゃ）

このキズ。
ママさんバレーの練習の時、駐車場の左わきにあったコンクリートブロックの花壇に気づかずガリッ。
（夜で暗くて見えなかったとはいえ、なんでこんなとこに花壇～）

覚えのないこすり傷もちょこちょこあるぞ（^^;)

ここまで乗るとマジ愛着がわきすぎてしまう。
いざ買い替えるとなると16年分の思い出が日増しにこみあげてきて、楽しみよりも反対に手放す寂しさのほうが大きくなる・・・。

何年乗れるかなぁ～。（20年いっちゃう？）
何㎞まで行けるかなぁ～。（20万㎞いっちゃう？）

「どこまでいけるか・・・。」そんな挑戦的かつ楽しみ的な思いもあっただけに、もう乗れなくなってしまうんだと思うと、最後は乗るたびにさみしくなってしまってちょっとばかし、いや結構つらかったです。

お別れの日。
「今までありがとう！」の想いを込めて、隅々まできれいに掃除機かけて～、車体も丁寧に拭いて～、ハグして～、なでなでして～、車屋さんに渡しました。

タイミングよく、ちょうど連休に帰ってきた娘たちも、長年お世話になったラウムちゃんとお別れ。
（精一杯の感謝の意を表現しているらしい・・・（笑））

「16年半、本当に本当にありがとう！！」

そして、そして。
ラウムに代わって、我が家に新しくやってきたのは、ホンダＮＢＯＸ「Ｎボくん」。
ボディカラーは「イノセントブルー、メタリック」。ターコイズがかったこの色がめちゃかわい～のだ！
他も見てみたけど「やっぱりこれだわ！」でキマリッ！（ぞっこん！）
（仕事だったのでとりあえず会社の駐車場に納車^^;）

納車から1週間。
なんでも教えてくれちゃうお利口ナビに、スルスルスル～の電動スライドドア。
大きな段ボールだって楽々簡単に積めちゃう！
超快適！超便利！！とても軽とは思えない広い室内空間とフル装備に感動しまくりながら走ってます！（^^)

これから先、この車に何年お世話になるのかな。（そうね～、10年はお世話になるなっ^^）
今はもうおばあちゃんを乗せることもないし、大きくなった娘たちを隣に乗せて走ることももう少ないんだろうな。この車には、これから先の新しい私の人生が思い出として詰まっていくことでしょう。

楽しく充実した人生でありますように！
Ｎボくん、一緒に歩んで（走って？）行こうね。どうぞよろしくね！