フルカラーインクジェットプリント

フルカラープリントは、色数を制限せずに何色でも使えます。たとえば写真やグラデーション、キャラクターなど多色使いをする複雑なデザインも鮮明に表現できます。
染料インクを使用するので、インクが毛中まで浸透しプリント面も柔らかい仕上がりです。
型を必要としないため、刺繍入れとは異なるプリントでの個人名の差し替え、背番号の差し替えなども別途オプションで可能です。
また小ロットにも対応可能のため少ない枚数からお作りすることが出来ます。
目次
フルカラープリントの特徴
- 小ロット対応
- 型代が不要
- タオル全面にプリント可能
- 色数制限なし!フルカラー対応
- 個人名・背番号差し替えOK
- お急ぎの方におすすめ
- 綿100%の今治製素材
フルカラープリント対応タオル

下記のタオル名をクリックすると詳細がご確認いただけます。
タオルの種類 | 最小ご注文枚数 | 重さ | サイズ |
---|---|---|---|
ミニタオル | 100枚より | 60匁 | 約20×20cm |
ハンドタオル | 100枚より | 80匁 | 約25×25cm |
フェイスタオル | 10枚より | 420匁 | 約33×80cm |
マフラータオル | 10枚より | 400匁 | 約20×110cm |
スポーツタオル | 10枚より | 700匁 | 約40×110cm |
バスタオル | 10枚より | 1200匁 | 約60×125cm |
ベンチタオル | 1枚より | 2600匁 | 約100×200cm |
※最小ご注文枚数を超える場合は、超えた枚数より1枚単位 (例えば、上表のマフラータオルで11枚や12枚といった枚数) でご注文ができます。
フルカラープリントの生地について

生地仕様 | 片面シャーリング 白生地 綿100% 今治製(日本製) |
片面シャーリング地とは
フリカラープリントのプリントおもて面は「シャーリング地」になります。
シャーリング地は、通常のタオルのループ部分を刈り取り、プリント剤を載りやすくしたものです。毛先から毛中までしっかりと染まることで、色が落ちにくく、フルカラーの深く濃い鮮やかな発色を表現することができます。
一方、うら面は刈り取る加工をせず、吸水性保水性の良いパイル地となりますす。
生地色
フルカラープリントでは白タオルを使用します。
タオルおもて面のみにプリントを施し、タオルうら面は白い生地になります。
縫製について

フルカラープリントタオルは、反物のシャーリング生地にプリントし、その後ロックミシンにて周囲を縫製します。
フェイスタオル、マフラータオル、スポーツタオルの場合は、周囲をロックミシンで縫製後、左右の両サイド(ヘム)を返し縫製します。
バスタオルの場合は、周囲をロックミシンで縫製後、再度周囲を返し縫製します。
この生地を返す縫製により、糸目がおもて面のデザイン上に現れます。
プリントに使用する色に近い糸色にて縫製を行いますが、プリントと糸色の差により縫製糸が目立つ場合があります(画像左の薄い黄色のプリントにピンク糸、画像右のピンクのプリントに黒糸部分)。
それらを避ける場合は、デザインをタオルサイズのより内側に配置するなどが必要です。下記のデザイン作成上のご注意をご覧ください。
デザイン作成上のご注意
フルカラープリントでのオリジナルタオル作成では、まず実製作前にプリントデータの作成が必要です。
紙のプリントとは異なる生地の特性があり、またフルカラープリントならではのご注意点があります。
細い線や小さな文字
デザインをはっきりと表現するためには、下記の目安表を参考にしてください。
線幅・線間 | 1mm以上 |
濃色に挟まれた淡色や白色 | 2mm以上 |
文字(アルファベット) | 高さ5mm以上 |
文字(漢字) | 高さ8mm以上 |
上記表以下の大きさの場合、滲みや潰れが生じる場合があります。
また濃い色に挟まれた淡色や白色の縁取りやライン、セパレーションカラーなどは濃い色が押し寄せ、潰れが生じる場合があります。
なお、潰れや滲みが生じる恐れがある部分などは予めお伝えし、大きさの調整や修正、またはイメージでの表現で良い、なんとなくわかれば良いので修正をしないといったご相談の上で実製作へと進めます。
上下端(ミミ)近くにラインを入れる
ミミの近くにデザインがある場合は、ズレが目立たないよう上下から1.5cm以上の間隔を目安にデザインを作成してください。
ただし、プリント後に縫製を行うため、プリントのズレや縫製の仕上がりに 個体差が生じます。
左右両端(ヘム)に文字を入れる
左右両端(ヘム)に文字を入れたい場合はこの幅を3cm以上お取りいただき、文字を入れてください。文字の大きさは上記の「細い線や小さな文字」をご覧ください。
ただし、プリント後に縫製を行うため、プリントのズレや縫製の仕上がりに 個体差が生じます。
※ 下記の仕上がりの写真は比較的綺麗に縫製やプリントのズレが少ないものになります。
背景パターンが端で切れるデザイン
背景パターンが端で切れるデザインは仕上がりデザインよりも大きいサイズで背景パターンを作成するこが必要となります。
こちらもまた、 プリント後に周囲をロックミシンでの縫製するため、ズレや仕上がりの違いが生じます。
Adobe Illustratorでプリントデータを作成する際は、アートボードまたはトリムマークを実際の仕上がりサイズに合わせていただき、上下左右1割ほど大きい塗り足しデータを作成してください。