オリジナルタオルのお手入れの注意点はありますか
お手入れ・洗濯時の注意点をまとめてありますのでご参考にしてください。
お洗濯時の注意点
洗濯製品のメーカー表示を守る
洗剤や漂白剤、柔軟剤などは必ずその製品に表示されている適量や注意点を守ることが重要です。綺麗にしようと思って多めに使ってしまうと逆に繊維を痛めたり、薬剤の溶け残りが嫌な臭いの原因にもなります。また洗剤だけでなく洗濯機の様々なコース等で設定された水量などを守ることも重要なポイントです。
水や汗で濡れたままにしない
濡れたままのタオルを放置すると嫌な臭いの元にもなります。また濃色を使用したオリジナルタオルはほかの繊維品、衣服などに色移りする場合があります。試合や練習、イベントなど外出先でお洗濯ができないときは、水で汗を洗い流し、パタンパタンとパイルを広げて掛けておくだけでもある程度は臭いを抑えることができます。
「風」を意識する
タオルは何といっても風が大好きです。天気の良い日に外で干したタオルが気持ち良いのは太陽光よりも風が影響しています。
紫外線による殺菌効果で臭いを抑えることはできますが、それは同時に繊維を痛めてしまっています。また、オリジナルタオルにおいては、軽微ではありますが色の劣化が起きてしまいます。外干しするときは柄の入った面を内側にして陽に直接当たらないように干すのがおすすめです。
部屋干しでも風が抜ける場所であれば十分に乾きます。窓を開けたり、扉を開けて自然と風が抜ける環境を作ってあげることが重要です。廊下や玄関などもおすすめです。夏冬問わず扇風機などで風を送ってあげると早く乾きます。
吸水性が悪くなったときは…
吸水性が悪くなったときは、汚れやほこりの付着もありますが、薬剤などで繊維がコーティングされているかもしれません。タオルの場合、特に柔軟剤を使用が多いと吸水性が悪くなりやすくなります。
悪くなってしまった場合は多めの水で数度洗い流すと復活します。
それでも復活しないときは、繊維自体が限界かもしれません。「ありがとう」と雑巾にしてあげてください。
保管するときの注意点
挨拶やノベルティタオルの場合
挨拶やノベルティタオルなど、使うまで(お渡しするまで)の短期の保管であれば、段ボール箱の封を開けて、直射日光の当たらない風通しの良いところで保管してください。袋なし納品の場合は埃を避けるようにしてください。
また自重で段ボール箱の下に詰められたタオルは空気が抜けてボリューム感が損なわれるため、気になる場合はポンポンと叩いたり、箱ごと天地返しをするとある程度戻ります。
袋に入ったままのタオルは2~3年経つと折り目から劣化が始まってきます。劣化したタオルは肌触りが悪く、汚れてもきます。ノベルティタオルはなるべく早めに使い切る、配りきることがおすすめです。劣化してしまい、お客様に渡すことができなくなった場合はオフィスの掃除用などに使ってあげてください。
記念タオルやライブタオルの場合
ずばり、 「普段通りに使って、普段通りのお洗濯をする(上記ご参照)」ことが長持ちの秘訣!
汚れの付着を防ぎ、埃からくる臭いも抑えることができるため、普段通りに使ってあげることがおすすめです。
そもそも、タオルは日用品として使うことに特化しています。近年では生地はもちろん、製法自体の改良もあいまって丈夫で心地よいオリジナルタオルが作られています。まずは屋外の使用よりも汚れが付きにくい、洗顔後やお風呂上りに使用されてはいかがでしょうか。
勿体なくて保管しておく場合は、OPPなどの袋から取り出して、直射日光を避けて風通しの良いところで保管するのがおすすめです。袋に入ったままだと劣化が進みやすくなります。
また折りたたんでおくよりも、くるくると丸めて保管するのがおすすめです。折りたたまれた状態だと折り目から生地が黄ばんできたり、顔料プリントなどはプリントが割れてくる場合があります。
飾る場合は最低でも月に1度いつも通りのお洗濯をしてあげてください。付着した埃を落とし、臭いを抑えることができます。画鋲やテープより、フック付きのクリップ・洗濯バサミが傷めないのでおすすめです。